ウェグナー イージーチェア AP-16

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1951-1977年までの間ウェグナー作品を発表したAPストーレン社製のイージーチェアです。
この作品はそれらの中で最も古いモデルのものと思われます。通称"ママベア″と呼ばれているウイングバックタイプの作品とシートは酷似していますが、同時にデザインされたものではないと思われます。

ウェグナーは作品をデザインした後にも改良点が見つかるとその部分に手を加えて完成させる事が良くある為、こちらの最初にデザインされたイージーチェアに改良点を加えて数年後にリデザインされたものがウイングバックタイプとして発表されたものと思われます。座面の形状だけでなく、アーム部分も特徴的なデザインで、中心部は太くなっており、先端部分は細く緩やかなカーブを描きくウェグナーの作品に対するこだわりを感じさせてくれます。

背と座の角度が深く面積も大きく安楽性に富んでおり、座の下がスプリング構造になっているので、座った人の体重で沈む座り心地の良いイージーチェアです。

なかなか見かける事の少ないオススメのイージーチェアです。