マックス・ビル タイマークロック

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バウハウス最後の巨匠とも謳われているマックス・ビルがデザインしたタイマークロックです。彼はチューリッヒの美術工芸学校にて彫金を学んだ後、コルビジェの影響を受けモダン建築を志しました。その後ドイツに渡り全盛期のバウハウスにてデザインを学びました。

バウハウスの基本理念である「機能主義的造形」を継承し、その後はウルム造形大学の創設など尽力し、初代校長を務めました。その際、学生のために移動が容易に行えるウルムスツールをデザインしたことはあまりにも有名です。デザイナーとしてだけでなく、プロダクトやグラフィック、建築やインテリアなど多岐にわたり活躍し、他にも彫刻家、画家としての顔を持ち多方面において優れた実績を残しました。

このタイマークロックはユンハンス社のためにデザインしたもので、非常にシンプルで読みやすい文字盤や黄金分割で形状を決めた針など、バウハウスの思想を反映させた美しい作品で、ゼンマイで巻くシンプルながらも存在感のあるタイマークロックです。同じような形状の時計が数種類デザインされていますが、こちらは金具や針が真鍮製のため、初期の頃の作品と思われます。

セラミック製で両端にクラックがありますが、タイマー機能も使えます。
古い時計のため日差等ありますので、その点予めご了承下さい。
実用には向かない時計だと思います

非常に見掛ける事の少ない美しい時計です。
商品はスークで見ることが出来ます。
詳しいことはお問い合わせください。