ウェグナー イージーチェア GE240

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ウェグナーのイージーチェア GE240です。この椅子は1951年にJohannes Hansens（ヨハネス・ハンセン）社から発表されたイージーチェア"ブッケストーレン″のバリエーションで、「湾曲した椅子」という意味のとおり、アームや背、座などが緩やかなカーブを描いており、削り出しの丸みを帯びたアームが特徴的なイージーチェアです。同シリーズには、GE260、GE270などがあります。

当時ゲタマ社で制作された家具のクッションはスプリング式が多く、このGE240にも採用されており、しっかりとした座り心地が特徴です。削り出しで成型されたアーム部分が葉巻のように見える事から"シガー″の愛称で親しまれています。脚部は中央に膨らみを持たせた、パルテノン神殿や法隆寺の柱にも用いられている、エンタシス型の形状で制作されています。

フレームは一見するとチークのようにも見えますが、ビーチに塗装したものになります。モスグリーンのファブリックで張られ、落ち着いた雰囲気に仕上がっており、派手さはありませんが、安楽姓が高く、機能美の感じられるオススメのイージーチェアです。

フレームは再塗装済み、ファブリックは新たに張り替え済みで状態は良好です。